2020年01月22日
こんばんは、土田です。
今日は今年度のものづくり補助金の申請に向けて、事前に準備すべきことを記載したいと思います。
①WEB申請の準備(Jグランツ)
https://jgrants.go.jp/
jGrantsは、補助金の申請・届出ができる電子申請システムとなります。
一つIDを取得してしまえば様々な補助金の申請ができるということで、国が力を入れているシステムでもあります。
登録が終わるまでに1か月程度かかるようなので、今年の申請をご検討のお客様はすぐにでも登録されるといいと思います。
②要件の確認
補助金は誰でも申請ができるわけではありません。弊社にお問い合わせいただくお客様の中でも対象にならない方も多くいらっしゃいます。
また今後の計画についても細かく数値を見られており、今年度は以下の条件をクリアする事業者様でないと、申請ができないようです。
一つ目は「年率3%の付加価値額向上」です。
事業開始から3年後に9%以上の付加価値額増加計画が必要となります。
二つ目は「給与支給額年1.5%以上の向上」です。
これは今回から新しくできた要件ですね。3年計画であれば4.5%の給与支給額の増加が必要になります。
三つ目は、「事業場内最低賃金プラス30円」です。
これは現状安価にアルバイトやパートさんを雇用していない限りは対象となりそうです。
③事業計画書の準備
こちらが一番重要ですが、補助金を申請するためには事業計画書が必要となります。ものづくり補助金も設備投資の補助金とはいえ、事業の計画がしっかりとされていないと採択されません。
とはいえまだ手付かずの事業者様も多いと思います。弊社でも事業計画策定のご支援をさせていただいておりますので、お悩みの方はお問い合わせください。
また補助金申請をご依頼いただく場合は、事業計画策定も含めて対応いたしますので、御社の事業を見直す(計画を立てる)きっかけになると思います。
募集は3月頃と予定されていますが、今からご準備されてはいかがでしょうか。
土田 建太郎